お庭周辺の知識

ガレージを安く建てるにはどうすれば良い?

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こんにちは、自分で運転するより運転してる夫を助手席から見るのが好きなコマです^^

先日TVを見ていて車のCMが流れると、
夫が「今度車を買い替える時にはガレージも欲しいなぁ」とつぶやいていました。
(現在は自宅とは別の場所に駐車場を借りている)

正直なところ、我が家には別途ガレージを建てられるようなスペースが無いんですが、
気になったのでガレージについて色々と調べてみたんです。

一口にガレージと言っても色々な種類があって、場合によってはガレージを建てるのに
100万円以上の費用がかかることもあるんですね。

そこでガレージの種類や建てるのにかかる費用、さらには安く建てるにはどうすれば
良いか、ガレージを建てる際に注意することなどについて詳しく見ていきましょう。

ガレージの種類

ガレージの種類としては
 ・ビルトインガレージ
 ・ガレージハウス
 ・カーポート
 ・パイプ車庫
などがあります。

「ビルトインガレージ」は自宅建物とガレージが一体になったもので、
例えば3階建てのお家で1階部分に車を入れるガレージがあるといった感じです。

これから自宅建物を建てるならともかく、
すでに建ってる自宅建物にビルトインガレージを付け加えるのはほぼ不可能ですね。

「ガレージハウス」は自宅の敷地内に建てた自宅建物とは別の小屋のようなもので、
私の中のガレージのイメージはこれです。

お庭などにある程度のスペースが無いと建てられないですが、
ガレージハウスは自宅建物とは別なので後からでも建てることができますよ。

「カーポート」は車を置くスペースに柱と屋根を取り付けただけのもので、
3方が壁に囲まれてないので厳密にはガレージとは言えません。

ビルトインガレージやガレージハウスを建てるのは手間もお金もかかりますから、
カーポートぐらいが現実的な妥協点じゃないでしょうか。

「パイプ車庫」はパイプで作ったアーチ状の骨組みに幕を被せたもので、
簡単に言うと「車を入れるテント」のようなものです。

カーポートよりも場所を取るので、ガレージハウスと同じようにパイプ車庫を建てるには
ある程度広いスペースが必要ですね。

ビルトインガレージを建てるのにかかる費用

先に紹介したガレージの種類の中で、
もっとも建てるのに費用がかかるのがビルトインガレージです。

ビルトインガレージ付きの住宅を建てるとなると、同じ大きさの通常の住宅よりも
数百万から1000万円ほど余分に費用がかかっちゃいます。

単純に1階部分に車が出入りできる広い開口部を作れば良いってわけじゃなくて、
広い開口部を作るのに建物全体の強度を上げなきゃいけないんですね。

ほぼ壁一面を開口部にするので、
比較的耐久性の低く費用も安い木造だとビルトインガレージを作ることは難しいです。

そうなると少なくとも1階部分は鉄骨造や鉄筋コンクリート造になって、
結果的に費用が嵩んでしまいます。

またガレージとは言え住宅の一部ですから、
燃えにくい材料を使って壁や天井などの内装を仕上げないといけません。

内装には通常の住宅と同じ費用がかかり、建物の骨組みは通常の住宅よりも費用が
かかるので、ビルトインガレージを作ると通常の住宅よりも費用が嵩むというわけです。

ガレージハウスを建てるのにかかる費用

ガレージハウスを建てるのにかかる費用は、
どういったガレージハウスを建てるかによって大きく変わってきます。

お家のような見た目のおしゃれなガレージハウスだと、本体購入費と設置費用に
それぞれ100万円前後かかりますから合計で200万円前後となります。

いわゆる物置のようなタイプのガレージハウスであれば、本体購入費が30~40万円で
設置費用が50~60万円なので合計で100万円前後といったところですね。

おしゃれなガレージハウスは木造のものが多いんですが、
木造だと外装や内装がそのままではガレージとしては使えません。

ガレージとして使えるように外装や内装を整えないといけないので、
どうしても設置費用が嵩んでしまうわけです。

対して物置のようなタイプであれば、そのままでガレージとして使えるので、
その分設置費用が安く抑えられるわけです。

お家との見た目のバランスを考えるならおしゃれなガレージハウスを選びたい
ところですけど、費用を考えるとシンプルな物置のようなタイプということになります。

カーポートを建てるのにかかる費用

カーポートだったら、
先のビルトインガレージやガレージハウスよりも建てるのに費用はかかりません。

具体的な金額としては、カーポート本体の購入費用・設置費用それぞれ
15~20万円程度なので合計30~40万円といったところです。

「屋根付きの柱を建てるだけなのに結構高い」と思うかもしれませんが、
カーポートを建てる際の基礎工事にお金がかかるんですね。

カーポートを建てる際には、実際にカーポートを組み立てる以外に
 ・水盛遣方
 ・根切
 ・埋戻
 ・地業
などの基礎工事が必要です。

1つ1つの作業にかかる費用はそれほど高くないんですが、塵も積もれば何とやらで
合計すると本体購入費用と同じぐらいの設置費用になってしまうわけです。

それでもビルトインガレージやガレージハウスを建てるのにかかる費用よりも
1桁安いですから、ガレージ代わりのカーポートが現実的な選択かもしれないですね。

設置費用が安い業者には要注意

カーポートに限らずガレージハウスでもそうですが、
設置費用を安く設定している業者さんにはちょっと注意した方が良いですよ。

ガレージハウスやカーポートを建てるのにかかる費用を抑えるには、本体購入費用を
下げるのは難しいので、設置費用が安い業者さんを探すことになります。

ただ設置費用を他社よりも大幅に安く設定している業者さんだと、ガレージハウスや
カーポートを設置するのに手抜き工事をされる危険性があるんです。

例えば
 ・基礎の大きさや深さがメーカー指定に合っていない
 ・コンクリートの強度不足
 ・コンクリートの代わりにモルタルを使用
 ・基礎のコンクリートが固まる前にガレージハウスやカーポートを設置
といったことが行われる恐れがあります。

ちなみに、コンクリートはセメントに砂利・砂・水を混ぜたもので、
モルタルはセメントに砂と水を混ぜたものです。

モルタルはブロック塀を作る際にブロックとブロックを引っ付ける接着剤代わり
などとして使われるので、コンクリートに比べると強度が弱いんですね。

もしガレージハウスやカーポートの基礎工事で手抜きされていると、
台風などで強い風が吹くとガレージハウスやカーポートが飛ばされる恐れがあります。

風で飛ばされたガレージハウスやカーポートがご近所さんのお家に損傷を与えたと
なると、それを弁償するのにガレージハウスやカーポートの設置費用以上のお金が
かかるかもしれません。

なのでガレージハウスやカーポートを設置する際は、
相見積もりを取って費用の安い業者さんを選ぶのは良いですが、
他社より極端に安い業者さんは避けた方が良いと思いますよ。

パイプ車庫を建てるのにかかる費用

ビルトインガレージ・ガレージハウス・カーポートと建てるのに費用を紹介しましたが、
それらに比べるとパイプ車庫は文字通り桁違いの安さとなっています。

パイプ車庫の購入費用は、入れる車の大きさや車の台数にも因りますが、
乗用車1台分であれば5~10万程度です。

もちろん業者さんに設置してもらうこともできますけど、
DIYで設置することも可能なので設置費用をゼロにすることも可能なんですね。

DIYで設置すればパイプ車庫本体の購入費用だけで済みますから、
数万円程度でガレージを建てることができちゃいます。

パイプ車庫の大きさによっては設置費用が10万円以下なので、カーポートと比べても
1桁、ビルトインガレージやガレージハウスと比べると2桁も安く設置できますよ。

地面がコンクリートやアスファルトでもDIYでパイプ車庫を設置可能

パイプ車庫が風で飛ばないように地面に固定するんですが、
地面がコンクリートやアスファルトでもDIYで設置することができますよ。

地面が土であれば穴を掘ってパイプを埋めることで固定できるものの、
コンクリートやアスファルトだと穴を掘ってパイプを埋めることはできませんよね。

アスファルトの場合はドリルなどで事前に打ち込み穴を開けておいてから、
杭を打ち込んでパイプを固定します。

コンクリートの場合も打ち込み穴を開けるんですが、さすがに普通のドリルでは
無理なのでハンマードリルを使ってコンクリートに穴を開けます。

同様にパイプにも穴を開けておいてオールアンカーを挿し込み、
ハンマーでオールアンカーのピンを叩き、最後にオールアンカーのナットを締めることで
固定できます。

ちなみにハンマードリルはホームセンターなどでレンタルできますが、
オールアンカーは別途購入しないといけませんよ。

ガレージハウスを安く建てるには一部をDIYにする

物置のようなタイプのガレージハウスであれば総額100万円前後で建てられますが、
おしゃれなガレージハウスを建てるとなると総額で200万円ぐらいかあります。

しかしおしゃれなガレージハウスでも、業者さんに丸投げするんじゃなくて、
一部だけでもDIYにすることで設置費用をグッと抑えることができるんですよ。

基礎工事とガレージハウスを組み立てるところまでは業者さんにしてもらい、
外壁の塗装だけDIYにするだけでも軽く10万円20万円ぐらい費用が下がります。

もう少し頑張って外壁材の取り付けまでDIYで行うと、
物置のようなタイプのガレージハウスの設置費用に少し色を付けた程度まで
費用が抑えられちゃうんですね。

業者さんに全てお任せするよりも少しだけでも自分の手が入ってる方が、
ガレージハウスに対する思い入れが強くなって、
より大切にガレージハウスを使うようになるかもしれませんよ。

ただし全ての業者さんで一部をDIYにさせてくれるとは限りませんから、
事前に業者さんに相談してみてくださいね。

ガレージを建てるのに申請って必要なの?

案外知られてなかったりするんですけど、先に紹介した
 ・ビルトインガレージ
 ・ガレージハウス
 ・カーポート
 ・パイプ車庫
はいずれも建てるのに建築確認の申請をしなきゃいけないんです。

ビルトインガレージは住宅と一体になってるので別途建築確認の申請をする必要は無く、
住宅の建築確認申請だけで問題ありません。

しかしガレージハウス・カーポート・パイプ車庫は、いずれも住宅とは別に
設置しますから住宅とは別に建築確認の申請が必要というわけです。

特定行政庁(もしくは都道府県)か民間の検査機関に建築確認の申請をして、
建築基準法に基づいた建物であることが確認されれば設置することができます。

設置後にも事前の申請通りの建物になっているかの検査があり、設置前と設置後の
2回の検査をパスすることでようやくガレージの設置が認められるんですよ。

もし建築確認の申請をせずにガレージを建てた場合は、たとい建築基準法に基づいた
建物であっても違法建築として撤去されるので注意してください。

とは言っても、ガレージハウスとカーポートについては基本的に業者さんに設置して
もらうことになるので、建築確認申請も業者さんが代行してくれるので大丈夫です。

問題はパイプ車庫で、特にDIYで設置する場合は建築確認申請も自分で行うことに
なるので忘れないようにしましょう。

条件次第ではガレージ設置に申請は不要

自宅の敷地にガレージハウスなどを設置する際には建築確認申請が必要ですが、
条件次第では建築確認申請無しでもガレージが設置できます。

ガレージの設置に建築確認申請が不要になるのは
 ・ガレージの面積が10㎡以下
 ・ガレージの設置場所が防火地域・準防火地域でない
の2つの条件を満たした場合です。

ちなみにカーポートの面積は屋根の大きさじゃなくて、
屋根を支える柱の間隔で計算するみたいですね。

軽自動車や小型の車1台分のガレージだったら面積は10㎡以下にできますが、
セダンタイプやワンボックスカーだと1台分で面積は10㎡を超える可能性があります。

例えば標準的なセダンタイプであるトヨタのプリウスは
 ・全長・・・約4.5m
 ・全幅・・・約1.7m
ですから、プリウス分だけでも約7.7㎡の面積が必要です。

前後25cmずつ、左右15cmずつの余裕を持たせるだけでガレージの面積は10㎡を
超えてしまうので、セダンタイプが入るぐらいのガレージだと建築確認申請が
必要と思っておいた方が良いですよ。

防火地域や準防火地域については、
ガレージを設置する土地を管轄する市区町村役場で確認できます。

ガレージハウスは地面に固定しなければ申請不要だが・・・

建築確認の申請が必要なのは地面に定着している建築物のみですから、
ガレージハウスを固定せずに置くだけなら申請は不要です。

ただ、ガレージハウスはある程度の重さがあるとは言っても、
風速数十m級の強風で飛ばされる恐れは十分にあります。

ガレージハウスが風で飛ばされると自宅建物に損傷が出るかもしれませんし、
ご近所さんのお家を傷付けてしまうかもしれません。

それを考えると、建築確認申請が不要だからガレージハウスを地面に固定しない
というのはあまり賢明じゃないと思いますよ。

自宅敷地内にガレージを設置するなら容積率に注意

どういったタイプのガレージにしても、
自宅敷地内に設置するんだったら容積率には注意しないといけませんよ。

容積率とは土地の面積に対する建物の延床面積の割合のことで、
上限はその土地がどういった用途地域にあるかによって決まっています。

例えば
 ・土地の面積・・・100㎡
 ・建物の1階部分の床面積・・・50㎡
 ・建物の2階部分の床面積・・・40㎡
だと建物の延床面積は90㎡なので容積率は90%となります。

ガレージの面積が建物の延床面積の5分の1以下であれば容積率には
含まれませんが、5分の1を超えると容積率に含まれてしまいます。

なので先の例では延床面積90㎡の5分の1である18㎡以下のガレージであれば、
容積率には含まれないことになるわけです。

住宅を建てる際には容積率が上限になるように設計するでしょうから、
もし後から設置するガレージが延床面積の5分の1を超えると容積率が
上限オーバーとなります。

車1台分のガレージなら大丈夫ですが、
2台3台置けるガレージを建てる場合には容積率にも注意してくださいね。

ガレージを建てる際は建ぺい率にも注意

自宅敷地内にガレージを建てる場合には、容積率ともう1つ、建ぺい率にも
気を付けないといけません。

建ぺい率は土地の面積に対する建物の面積の割合で、
これも容積率と同様に用途地域ごとに上限が決められています。

先の例の
 ・土地の面積・・・100㎡
 ・建物の1階部分の床面積・・・50㎡
 ・建物の2階部分の床面積・・・40㎡
では容積率は90%でしたが建ぺい率は建物の面積なので、
土地の面積100㎡に対して建物の面積は50㎡なので建ぺい率は50%となるんですね。

ガレージが建ぺい率に含まれるかどうかは
 ・外壁の無い部分が連続して4m以上
 ・柱の間隔が2m以上
 ・天井の高さが2.1m以上
 ・地階を除く階数が1
という4つの条件を満たしているか否かで決まります。

4つとも条件を満たしていれば建ぺい率には含まれませんが、
1つでも条件を満たしていないとガレージの面積も建ぺい率に含まれてしまいますよ。

土地が広いと建ぺい率が上限より低くなっていることもありますが、
ある程度の広さの土地だと建ぺい率が上限に達していることも多いです。
(我が家の建ぺい率は上限に達してる)

なのでカーポートなら建ぺい率に含まれない可能性が高いので問題無いですが、
ガレージハウスは建ぺい率に含まれる可能性が高いので注意が必要ですね。

ガレージを建てることで容積率や建ぺい率がオーバーしたら

ガレージを建てたことで容積率や建ぺい率が上限をオーバーしてしまったら、
ガレージだけでなく建物全体が違法建築と見なされてしまいます。

違法建築だからと言っても即撤去となることはほとんど無いですが、
土地や建物の評価に大きな影響を与えてしまうんです。

容積率や建ぺい率をオーバーした建物は簡単に流通させることができませんから、
土地・建物の価値が大きく下がってしまいます。

また担保としての価値も無くなってしまうので、
自宅を担保に銀行からお金を借りることも難しくなります。

その建物に住み続ける分には特に問題はありませんが、リフォームの際には
ローンが組みにくいですし、売却しようにも買い手が見つかりにくいなど
建物に手を加えたり手放すのが難しくなるわけです。
(告知義務があるので違法建築であることを隠して手放すことはできない)

ガレージを建てるだけで建物全体の価値を大きく落としかねませんから、
事前に容積率や建ぺい率はしっかりと確認しておかないといけませんよ。

と言っても自分で容積率や建ぺい率を調べるのは簡単じゃないので、
やっぱりガレージを建てる際には業者さんの手を借りた方が良いですね。

ガレージにも固定資産税がかかる

ビルトインガレージは住宅の一部なので当然ですが、
ガレージハウスとパイプ車庫にも固定資産税はかかります。

固定資産税に対象となるかは、
不動産登記法で建物として認められる条件を満たしているかどうかで決まります。

不動産登記法では
 ・屋根があり、3方以上が外壁や建具で囲われている
 ・土地に固定されている
 ・居住、作業、貯蔵などに利用できる状態にある
という3つの条件を満たすことで建物として認められます。

ガレージハウスもパイプ車庫も車が出入りする場所以外の3方が囲われていますし、
強風で飛ばされないように地面に固定されていますし、車庫して利用できる状態に
あるので不動産登記法上の建物となります。

カーポートについては地面に固定されていて車庫として利用できる状態にあるものの、
壁などで囲われていないので建物にはならず、固定資産税の対象にもなりませんよ。

まとめ

ビルトインガレージやガレージハウスを設置するとなると、
100万円単位の費用がかかってしまいます。

その上ガレージハウスには固定資産税もかかりますから、
いくら一部をDIYにして設置費用を抑えてもあまり意味がありません。

それなら30~40万円程度と安い費用で建てられて、固定資産税の対象にもならない
カーポートという選択も決して悪くはないと思いますよ。
(私から夫へのメッセージでもある)

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