ガーデニングの知識

ラベンダーが枯れそうな原因は?枯れても復活できる?

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こんにちは、ガーデニングに熱を入れ過ぎて家事が疎かになりつつあるコマです^^

鮮やかな紫の花と独特の香りが特徴のラベンダー、
北海道のラベンダー畑に憧れてお庭で育てているという人も多いんじゃないでしょうか。

ハーブ系のお花はガーデニング初心者でも比較的育てやすいとされているんですが、
ラベンダーはお手入れの仕方を間違えるとすぐに枯れちゃうのでハーブ系の中では
育てるのが難しいんですね。

実際にラベンダーをお庭に地植えしたり鉢やプランターで育ててると、葉が茶色くなって
枯れそうになったり、灰色になって枯れたなんてことがあるかもしれません。

そこでラベンダーが枯れる原因や枯れそうになっているラベンダーを
復活させる方法などを詳しく紹介していきますね。

ラベンダーが枯れる原因

ガーデニングなど自宅のお庭で育ててるラベンダーが枯れる原因としては
 ・水分が多い
 ・温度が高い
 ・風通しが良くない
 ・肥料が与え方が間違っている
 ・根詰まりが起きている(鉢植えの場合)
 ・土質がラベンダーに合っていない
 ・株が劣化している
などが考えられますね。

ラベンダーと言えば北海道を思い浮かべる人も多いと思いますが、北海道のような
夏場でも比較的涼しく湿気の少ない地域で育ちやすいのがラベンダーなんです。

なので梅雨でジメジメしたり猛暑日が何日も続くような地域ではそもそもラベンダーを
育てるのが難しく、かなり気を遣ってお世話してあげないと枯れちゃいますよ。

また肥料のやり方だったり生育に向いている土質も、
ラベンダーは他のお花とはちょっと違っています。

ですから他のお花と同じような感覚でお世話していると、
ラベンダーは枯れそうになったり枯れたりしてしまうわけです。

ラベンダーは水をやり過ぎると枯れる

お花の種類によっては毎日たっぷり水をあげることもありますが、
ラベンダーは水をやり過ぎると逆に枯れてしまいます。

元々ラベンダーは地中海沿岸原産で、この地域は冬場こそ雨が多いものの、
夏場はあまり雨が降らず乾燥気味なんですね。

そのためラベンダーは水分が少なくても生育できるようになっており、
逆に水分が多いと根腐れを起こしたりして枯れる原因となってしまうわけです。

梅雨が無く夏場でも比較的湿度の低い北海道ならともかく、
梅雨があって夏場は湿度が高くなる北海道以外の地域ではラベンダーの根元の土が
乾いたら水をやるぐらいで良いですよ。

また土に水分が残りすぎても根腐れの原因となりますから、
ラベンダーを育てる場合はできるだけ水はけの良い土を使うようにしましょう。

梅雨時期はラベンダーが雨に当たらないように配慮する

ラベンダーの開花時期は5~7月でちょうど梅雨と重なりますから、
梅雨の時期にはラベンダーができるだけ雨に当たらないように配慮してあげてください。

ラベンダーが雨に当たると、ラベンダー自体が水分過多になって枯れる原因に
なりますし、土にも大量の水が含まれるので根腐れを起こす原因ともなります。

ですから鉢やプランターでラベンダーを育てている場合は、梅雨時期には軒下など
雨が直接当たらず、それでいて風通しの良い場所に移動しておくと良いですよ。

お庭に地植えしている場合は移動させられないので、
ラベンダーに雨が当たるのを防ぐことはできません。

しかしあらかじめ盛り土でラベンダーを植える位置を通常よりも少し高くしておくと、
ラベンダーの根元に水が溜まらずに枯れにくくなります。

ラベンダーは温度が高いと枯れる

ラベンダーの原産地である地中海沿岸は夏場でも乾燥して涼しい地域なので、
気温の高い地域ではラベンダーは育ちにくいんですね。

そのため北海道以外の地域だと最初こそ鮮やかな紫の花を咲かせたものの、
暑い夏を越せずにラベンダーが枯れたなんてことになってしまうわけです。

鉢やプランターでラベンダーを育てる場合は、夏場は日陰で風通しが良く、
なおかつ棚の上など地面から離しておいてあげると良いですよ。

ラベンダーの鉢やプランターを地面に直接置くと日光の熱と地面の照り返しの
ダブルパンチになるので、地面から離して照り返しだけでも防いであげましょう。

お庭に地植えしている場合は、土の表面が乾き過ぎを防ぐとともに土の温度上昇を
抑えるために、ラベンダーの根元をウッドチップやバークチップで覆うのが良いですね。

暑さに強い品種を選ぶのもポイント

自宅でラベンダーを育てる場合は、
自分が住んでいる地域の気候に合った品種を選ぶのもポイントですよ。

北海道のラベンダー畑で育てられてるのは「イングリッシュ系」の品種で、
寒さに強い反面暑さには弱く、北海道のような気候でないと育てるのが難しいです。

ラベンダーには反対に寒さにはあまり強くないものの、暑さには比較的強い品種もあり、
これなら夏場に暑い日が続くような地域でも育てやすいんですね。

夏場に暑い日が続く地域でも育てやすい品種としては
 ・フレンチ系
 ・ラジンバン系
 ・デンタータ系
といったものがあります。

「フレンチ系」と「デンタータ系」はお花の形や香りが少しイングリッシュ系と違ってたり
するので、一般的にイメージされるラベンダーと少し趣が違うかもしれません。

「ラジンバン系」はイングリッシュ系を交配させてできた品種なので、イングリッシュ系より
少し大きめですが香りが良く、見た目はほとんどイングリッシュ系と同じです。

ただこれらの品種もイングリッシュ系に比べると暑さに強いというだけでラベンダーに
代わりがないので、夏場に外に出しっぱなしでは枯れてしまいます。

ですからフレンチ系やラジンバン系などの品種を育てる場合でも、
夏の暑さ対策はしっかりしてあげないといけませんよ。

風通しが悪いと株が蒸れてラベンダーが枯れる

ラベンダーが成長するとどうしても枝が混み合うので、いくら風通しの良い場所に
置いていても、ラベンダー自体の風通しが悪くなってしまいます。

ラベンダーの風通しが悪くなると、ラベンダーの大敵である高温になってしまいますし、
株が蒸れて結果的に枯れてしまうんですね。

ですから、ラベンダーのお花が咲き終わったら、
混み合っている枝を剪定してラベンダーの風通しを良くしてあげましょう。

枝が混み合って風通しの悪いまま梅雨を越して夏に突入すると、
夏を越せずに枯れてしまう可能性が大です。

なので、まだお花が咲いている時期ですが、
できれば梅雨が明けるまでに剪定して風通しを良くしてあげるのがベターですよ。

咲き終わった花は剪定する

ラベンダーの開花時期は5~7月ですから、
7月に入って梅雨も終盤に差し掛かるとラベンダーのお花も段々と萎れてきます。

夏を越して次の年にまたキレイなお花を咲かせてもらいたいなら、
最盛期を過ぎたお花は茎ごと剪定しましょう。

ちなみにラベンダーを剪定する際は、面倒臭い場合はお花を落とすだけでも
良いんですが、新芽の少し上の辺りで茎を切ってあげてください。

梅雨が明ける前にお花を落としてあげることで、風通しが良くなるとともに、
ラベンダーにとって最も辛い季節である夏場に向けてエネルギーを蓄えることが
できます。

せっかく咲いたお花を落とすのはもったいないですが、咲き終わるまで残しておくと、
お花を維持することにエネルギーを使ってしまいラベンダーが夏を乗り越えられない
可能性があります。

さすがに咲き終わるまで待っていると遅いので、
遅くとも最盛期を少し過ぎた辺りでお花とお花が付いている茎を剪定すると良いですよ。

ラベンダーのことを第一に考えるんだったら、最盛期にお花を摘んで、
ドライフラワーやプリザーブドフラワーとして楽しむがベターなんですけどね。

ラベンダーの根元もしっかり剪定しておく

ラベンダー自体の風通しを良くするには、お花が咲く部分だけだけでなく、
根元部分の枝もしっかりと剪定しましょう。

実際にラベンダーを育ててみると分かるんですが、
お花が咲くぐらいまで成長すると地面スレスレのところまで枝が生えることがあります。

このままだと、お花が咲く部分は風通しが良いものの、根元部分の風通しが悪くなって
株が蒸れて結果的にラベンダー自体が枯れてしまうことになっちゃうんですね。

なのでラベンダーを剪定するんだったら、
全体の風通しが良くなるように根元部分までしっかり枝を落とさないとダメですよ。

ただし新芽まで落としてしまうと風通しが良くなってもラベンダーが枯れちゃいますから、
新芽は残して古い枝やお花を落としてください。

ちなみに比較的涼しい地域であったり、ラベンダーに強めの風が当たるほど風通しが
良い場合には、根元部分まで剪定しなくても大丈夫です。

ラベンダーは肥料を与える時期に注意が必要

ガーデニングでお花を生育するには肥料は欠かせませんが、
ラベンダーに関しては肥料の与え方に注意が必要なんです。

ラベンダーの原産地である地中海沿岸はそれほど肥沃な土地ではありませんから、
そもそもラベンダーの生育にはそれほど多くの肥料を必要としません。

なので過剰に肥料を与えすぎると肥料焼けを起こして根が傷み、
結果的にラベンダーを枯らすことになります。

また肥料を与える時期も重要で、
他のお花と同じように肥料を与えると逆効果になりかねません。

他の植物は、お花を咲かせるのに使ったエネルギーを補充するために、
お花が咲いた後に肥料を与えます。

しかしラベンダーの場合、お花が咲いた後は苦手な夏に向かいますから、そこで肥料を
与えると栄養過多でかえってラベンダーに負担を与えてしまうことになるんです。

夏の暑さが収まって次の開花に向けての準備に入る9月頃とお花を咲かせる少し前の
3月頃がラベンダーに肥料を与えるベターなタイミングですよ。

鉢植えの場合は根詰まりに注意

鉢やプランターといった限られたスペースでラベンダーを育てる場合には、
根詰まりにも注意が必要です。

最初は小さくても、
成長するにつれて背丈も伸びますし根もしっかりと張るようになっていきます。

ラベンダーが小さい内は十分な大きさの鉢やプランターであっても、ラベンダーが
成長すると鉢やプランターが小さくなって根詰まりを起こしてしまうわけです。

ですからラベンダーの成長に合わせて、できれば2~3年に1度はより大きい鉢や
プランターに植え替えるか株分けして根詰まりを起こさないようにしましょう。

地植えの場合は根詰まりを起こす心配はほとんどありませんが、
ラベンダーの株同士や他の植物との間隔が近くなりすぎないようにしてくださいね。

ポットの苗を植え付ける際は根をほぐす

ラベンダーは種から育てることもできますが時間がかかるので、
園芸店などでポットの苗を買ってきて植え付けることも多いと思います。

ポットの苗を植え付ける場合には、ポットからそのまま鉢やプランターなどに
移すのではなく、十分に根をほぐしてから鉢などに移すようにしましょう。

ポットで育てられたラベンダーの苗は、
ポットの中でぐるぐると巻いた状態で根を張っています。

ですからポットから苗を出してそのまま植え替えると、
根がぐるぐると巻いたままの状態で成長しちゃうんですね。

そうするとしっかりと根を張ることができず、地上に出ている茎や枝、お花を
維持するのに十分な水分や栄養を根から吸収することもできません。

根がぐるぐると巻いた状態でも最初はお花を咲かせるかもしれませんが、
2~3年経つと枯れてしまう可能性が高くなりますよ。

ラベンダーは弱アルカリ性の土質を好む

ラベンダーの原産地である地中海沿岸の土壌は、風化した石灰岩から溶け出した
炭酸カルシウムが含まれているので弱アルカリ性となっています。

そのためラベンダーは中性から弱アルカリ性寄りの土質を好み、
弱酸性寄りの土質では生育不良を起こしてしまうんですね。

日本では酸性寄りの雨が降ることもあって、
その影響もあって日本の土は酸性に傾いていると言われています。

ですからお庭にそのままラベンダーを植えてしまうと、
酸性寄りの土質によって育成不良となって枯れてしまう可能性が高いわけです。

ラベンダーをお庭に地植えする場合には、
 ・生石灰
 ・消石灰
 ・苦土石灰
 ・有機石灰
などを土に混ぜて中和させて、
お庭の土をラベンダーに適した中性から弱アルカリ性にしてあげましょう。

土壌の酸性度を測る簡易計測器が1,000円ぐらいで手に入りますから、
ラベンダーを育てるのに適した土づくりに活用してくださいね。

鉢やプランターでラベンダーを育てる場合は、
ラベンダー用の土が販売されているので、それを使うと良いですよ。

お庭の土を中和させるなら扱いやすい苦土石灰がオススメ

酸性に傾いたお庭の土をラベンダーの生育に適した弱アルカリ性にするのに
石灰を使うんだったら、比較的扱いやすい「苦土石灰」がオススメです。

生石灰や消石灰はアルカリ性が強すぎるので、すぐに中和効果が現れるものの、
ラベンダーを傷めてしまう恐れもあります。

苦土石灰は生石灰や消石灰ほどアルカリ性が強くなく、中和効果が現れるには
少し時間がかかりますが、ラベンダーを傷める心配があまりありません。

ちなみに有機石灰は苦土石灰よりもアルカリ性が弱く、
安全性は高い反面なかなか中和効果が現れません。

時間をかけて土壌を弱アルカリ性に持って行くなら有機石灰でも良いですが、
ある程度即効性を求めるのであれば苦土石灰の方が良いんですね。

ただしいくらアルカリ性が強くないと言っても、
苦土石灰も有機石灰も石灰には変わりありません。

石灰を素手で触ると手荒れの原因となりますし、場合によってはカブれるかも
しれませんから石灰を扱い際には必ず手袋を着けましょう。
(できればゴム手袋)

ラベンダーを長く育てていると株が劣化する

いくら最適な環境で完璧な手入れをしていても、
ラベンダーを植えてから何年も経てば株が劣化して枯れてしまいます。

ラベンダーの寿命は10年以上と言われており、場合によっては15年経っても
枯れませんが、環境によっては3~5年程度で枯れることも珍しくありません。

これまでに紹介した原因でラベンダーが枯れそうになっている場合には
何とか復活させることもできますが、さすがに株の劣化はどうしようも無いですね。

劣化した株を再生させるのはさすがに難しいので、
そのまま枯れさせるのが可哀そうなら挿し木で命を繋いであげる方法もありますよ。

ラベンダーの挿し木の仕方

ラベンダーの挿し木をする場合には、苗から育てる際と同じように
 ・新しい鉢もしくはプランター
 ・鉢底石
 ・鉢底ネット
を用意して、さらに
 ・無菌の土
 ・発根促進剤
も用意しておきます。(挿し木する茎の数だけ用意)

苗からラベンダーを育てる場合は培養土を使いますが、
挿し木の場合は無菌の土を使うので注意してくださいね。

必要なものが用意できたら、株が劣化したラベンダーの茎を5~6cmの長さに
カットして下半分の葉を全て落とします。
(茎に5~6枚は葉を残しておく)

水を溜めたコップなどの容器にカットしたラベンダーの茎を入れて、
1時間ぐらい切り口を水に浸しておくんです。

1時間待つ間に、新しく用意した鉢に鉢底ネット、鉢底石、無菌の土の順に
入れておきます。

1時間経ったら水に浸した茎を取り出して、切り口に発根促進剤を塗って、
鉢に入れた土に開けた穴に茎を挿し込みます。

直射日光は当たらないけど明るい日陰に鉢を置き、
土が乾かないように水をあげてください。

上手くいけば3週間ほどで茎の切り口から根が生えてくるので、
根が生えた茎を苗として植え直せばOKです。

後はラベンダーの苗を育てるのと同じ要領で、水やりの回数を減らして土が乾いたら
水やりをするようにし、少しずつ日当たりの良い場所に鉢を移動させましょう。

ラベンダーが枯れそうになったり、枯れた場合

ラベンダーの葉が茶色や灰色に変色して枯れそうになったり、
枯れてしまったんじゃないかという場合でも復活させられる可能性はあります。

緑の葉と茶色や灰色に変色した葉が混在している場合は、
緑の葉だけ残して変色した葉は全て落としてしまいましょう。

枯れそうになっているラベンダーの茎を傷つけるといけないので、
少し面倒ですが変色した葉は手で落としてくださいね。

また変色した葉を土の上に放置すると細菌が増殖してラベンダーが病気になるかも
しれないので、落とした葉は1枚残らず処分しましょう。

全体的に葉が変色してしまっている場合は、ある程度葉を落として、
茎に新芽が出ていないかを確認してください。

もし新芽が出ていれば、変色した葉を全て落として、
新芽から5~6cm上の部分で茎をカットします。

新芽が出ていない場合は、茎の先端を少しずつカットしていって、
切り口の周辺に緑色の部分が出てくるまでカットしましょう。

新芽が出ていればまだ成長してお花が咲く可能性が高いですし、
新芽が無くても茎の切り口に緑色の部分が出てくればラベンダーは完全には
枯れていないのでお世話してあげると復活する可能性が十分にありますよ。

まとめ

ハーブ系の植物は比較的育てやすいと言われていますが、
ラベンダーは例外と言って良いと思います。

しかし育て方さえ知っていれば、水やりの回数も多くありませんし、肥料もそれほど
与えなくて良いのでお世話するのにそれほど手間はかからないんですね。

自宅のラベンダーが枯れそうになっていたり、枯らしてしまったという場合は、
恐らくラベンダーの特性を知らずに間違った育て方をしている可能性が高いです。

ですから、枯れたからと言って諦めずに、ラベンダーの育て方をしっかり確認した上で
もう1度ラベンダーの生育に挑戦してみてください。

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