ガーデニングの知識

ハナニラが増えすぎたら減らすのは難しい

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こんにちは、結婚9年目なのに出張の夫と1日会えないだけで寂しくなるコマです^^

春にピンクや青などの可愛い星型のお花を咲かせるハナニラ、
育てやすいのでお庭に植えている人も少なくないと思います。

しかしハナニラは非常に丈夫な上に土の中で球根を増やすので、
知らない内にハナニラの生息範囲が勝手に広がっちゃうんですよね。

そこで増えすぎたハナニラの対策やそもそもハナニラとはどういった植物なのかなどを
詳しく紹介しましょう。

ハナニラの増えすぎを抑制するには

お庭の片隅にハナニラの星型のお花がちょこっと咲いてる可愛いですが、
それがお庭の一角を占めるほどに増えすぎるとちょっと困っちゃいますよね。

だからと言って除草剤を使ってハナニラを全て駆除しちゃうのは可哀そうだから、
増えすぎないようにハナニラの勢力拡大を抑制したいところです。

除草剤を使わずにハナニラが増えすぎるのを抑えて数を減らすには、
増えすぎた分のハナニラを抜くしかありません。

ハナニラは非常に丈夫で放っておいても数が増えてしまいますから、
鉢やプランターといった限られたスペースであってもすぐにイッパイになってしまいます。

土壌改良でハナニラを育ちにくくするのも難しいので、
ハナニラを適度な数に保つには増えすぎた分を手で抜いていくしかないんですね。

球根ごと抜くのがベターだが・・・

ハナニラは、わざわざ掘り上げて球根を分けなくても、
土の中で勝手に分球して数を増やしいきます。

ですから増えすぎたハナニラを間引く場合には、
土から出ている地上茎だけじゃなくて地中の球根ごと抜いちゃう方が良いんですね。

でもハナニラに限らず植物はしっかりと根を張ってるので、
球根ごと抜くっていうのもそんなに簡単じゃありません。

なので球根ごと抜くのがベターではありますが、
抜いている時に地上茎がちぎれて球根が抜けなくても大丈夫です。

地中に球根が残っても、またハナニラの芽が出てくるたびに抜けば良いだけです。

余分なハナニラが芽を出すたびに抜いていれば、
その内土の中の球根に芽を出すエネルギーが無くなって球根ごと枯れちゃいます。

多少の手間と根気が必要ですが、球根ごと抜かなくても芽が出るたびに抜いていればハナニラが増えすぎるのを防ぐことができますよ。

ハナニラを抜くなら雨が降った翌日に

ハナニラに限らず植物を抜く場合には、雨が降った翌日に作業するのがオススメですよ。

晴れの日が続いて土が乾いて固まった状態だと、
ハナニラを抜こうとしても途中でちぎれて地上茎だけしか抜けないことも多いです。

ところが雨が降った翌日であれば、土の中まで雨水が染み込んで柔らかく
なっているので、地上茎だけちぎれることなく球根ごとハナニラが抜けやすいんですね。

なかなか雨が降らないとか、作業できる時に限って晴れが続いてる場合には、
ハナニラを抜く前にたっぷりと水を撒きましょう。

水を撒いただけだと雨の日の翌日のように土の中まで十分に水が染み込まないものの、
土の表面辺りは柔らかくなるので、乾いたままよりは抜きやすくなりますよ。

熱湯でハナニラを駆除できる?

趣味でガーデニングをしている私としては少し悲しいですが、場合によってはお庭に
生えてるハナニラを全て駆除したいと考えてる場合もあるかもしれません。

雑草を駆除するのに熱湯をかけることがあるんですが、
もちろんハナニラも熱湯をかければ枯らすことができます。

ハナニラだけでなくほとんどの植物は、適正温度を大きく超えた温度の液体を
かけられると葉や茎の細胞が壊れてしまうので枯れちゃうんですね。

ただ確かに熱湯でハナニラを枯らすことはできますが、
ハナニラを駆除したい場合には熱湯ではあまり効果が期待できないんです。

熱湯をかけても地上茎が枯れるだけで、
土の中の球根にまでは大きなダメージを与えることができません。

ですから熱湯をかけてハナニラの地上茎を枯らせても、
しばらくすれば球根から新しい芽が出ますし、土の中で行われる分球も止められません。

ハナニラの駆除に熱湯を使うと土壌がダメージを受ける

あまり効果が期待だけじゃなくて、土壌にダメージを与えてしまう恐れがあるので、
ハナニラの駆除に熱湯を使うのは止めた方が良いです。

熱湯をハナニラにかけると、必然的に土の表面にも熱湯がかかりますし、
土の中の浅い部分にも染み込みます。

土の表面や中には植物の生育に欠かせない細菌や微生物が居り、ハナニラの駆除に
熱湯を使うことでこうした細菌や微生物も駆除してしまうことになるんです。

そうするとしばらくは熱湯をかけた周辺は植物が育ちにくくなってしまい、
近くで他のお花を育てている場合はそちらにも良くない影響が及ぶ恐れがあります。

ハナニラを完全に駆除するには効果が薄いのに土壌にはしっかりダメージを与えて
しまうので、ハナニラだけでなく雑草の駆除でも熱湯を使うのは止めておきましょう。

ハナニラの駆除に塩は絶対使っちゃダメ

私も近所のおじさんに教えてもらったことがあるんですが、
雑草など余分な植物を駆除するのに「塩」を使うことがあります。

お料理の味付などで使う塩を植物にかけると枯れてしまうので、
ハナニラの駆除にも塩が使えます。

でもハナニラに限らず雑草を駆除する場合でも、
お庭に塩や塩水を撒くのは絶対に止めた方が良いです。

本来は土の中の水分よりも植物自体の水分の方が濃度が濃いので、
土の中の水分や養分が植物に吸収されます。

ところが塩や塩水を撒くことで、植物自体の水分よりも土の中の水分の方が濃度が
濃くなり、反対に植物から水分や養分が土の中に吸収されて植物は枯れてしまいます。

ただ土は塩を分解することができないので、
雨などで流れださない限りはずっとそこの土の中に留まり続けます。

と言うことは塩や塩水を撒いた場所では、
場合によっては何年も植物が育たない育ちにくいってことになっちゃうんですね。

手入れが簡単で良いと思うかもしれませんが、お庭に雑草1本生えないのも
寂しいですから、ハナニラを駆除するのに塩は使わない方が良いわけです。

庭に塩を撒くことでご近所トラブルに発展する恐れも

ハナニラの駆除で撒いた塩がその場に留まり続けるなら良いんですが、
雨が降ると雨水に塩が溶け込んで別の場所へと流れ出てしまいます。

もし塩が溶け込んだ雨水が自宅の基礎部分に流れ込むと、
コンクリートや配管が腐食してしまうかもしれません。

それによって生活に不具合が出ても、
基礎部分だけに修繕するには時間もお金もかかっちゃいますよ。

また隣の家のお庭に塩が溶け込んだ雨水が流れ込むと、
当然隣の家のお庭で育てていたお花や植物を枯らしてしまうことになります。

隣の家のお庭で育ててるお花や植物が枯れた原因が、ハナニラを駆除するのに
自分が撒いた塩だと分かった場合にはご近所トラブルに発展しかねません。

さらにハナニラの駆除で塩を撒いたお庭は塩害が発生してると見なされて、
土地の価値も下がっちゃうんですね。

ハナニラを駆除できる点以外はデメリットしかありませんから、
ハナニラの駆除に塩を使うのは絶対に止めてください。

手入れをしなくても育つハナニラ

ハナニラが増えすぎる原因の1つとして、
「特に手入れをしなくても育つ」ということが挙げられます。

私もガーデニングでは苦労してますが、普通はお花をキレイに咲かせるためには
水やりは欠かせませんし、日当たりも気にしないといけないし、温度や肥料などにも
気を使う必要があります。

ところがハナニラはこういった手入れを一切しなくても、春になればお花を咲かせて、
土の中では分球して増えていくんです。

もちろん一切水をあげないとさすがのハナニラも枯れますが、
日本では適度に雨が降るので、その雨の水分だけでもハナニラは十分だったりします。

しかも日本でも雨があまり降らない夏場(7~9月)は、ハナニラは地上茎が枯れて
休眠期に入るので、水をあげなくても雨が降らなくても問題ありません。

ガーデニングでも水やりを忘れてお花を枯らしちゃうことがありますが、
ハナニラはそういった心配が無い反面、数を減らすのも大変なんですね。

ハナニラは日陰でも育つ

ほとんどの植物は光合成によって生育のエネルギーの元となるデンプンを作りますが、
植物が光合成をするには光が必要です。

なのでお花や野菜などを育てる場合には、基本的に太陽の光がよく当たる
日当たりの良い場所に種を撒いたり苗を植えたりしますよね。

もちろんハナニラも光合成するので日当たりの良い場所の方が生育は良いんですが、
実はあまり日の当たらない日陰でも全く問題無く育ちます。

さすがに完全に光が当たらない場所だと無理ですが、
多少日当たりが良くなくてもハナニラの生育には影響が無いんです。

ですから「ウチの庭は日当たりがあまり良くないから雑草も生えにくい」なんて思ってても、
どこからかハナニラの種が飛んできて定着しちゃうなんてことも十分に考えられますよ。

場所を選ばずに育てられるっていう点ではガーデニングの入門編には良いかも
しれませんが、数を減らしたい駆除したいと考えてる場合にはちょっと厄介ですね。

ちなみに、植物によっては多少日当たりが良くなくてもOKだけど直射日光が当たると
ダメといったことがありますが、ハナニラは直射日光が当たる場所でも大丈夫です。

ハナニラは寒さにも強い

ハナニラは寒さにも非常に強く、マイナス10℃ぐらいまでなら平気で耐えられます。

お花の中には温度変化への耐性が低く、
少し温度が下がる夕方に家の中に仕舞うのを忘れただけで萎れてしまうものもあります。

その点ハナニラは少々の寒さなら問題にしませんから、
地域によっては真冬でも外に出しっぱなしにできるんですね。

またハナニラは夏場になると自ら地上茎を枯らして休眠状態に入りますから、
暑さで萎れたり枯れたりする心配もありません。

ハナニラを育てるなら手間がかからなくて良いんですが、少々なら暑くても寒くても
枯れないわけですから、放っておくと数が増えることはあっても減ることは無いですよ。

土質も選ばず、肥料もそれほど必要無い

植物には
 ・水はけが良い
 ・水分をたっぷり含む
などそれぞれ好む土質というものがあるんですが、
ハナニラはどういった土質でも育ちます。

どちらかと言うと水はけの良い土がハナニラの生育には向いているものの、
水はけの良くない土だとハナニラが育たないというわけでもないんですね。

植物の種類によっては土質を改良することで育ちにくくすることもできるんですが、
ハナニラは土質の改良で育ちにくくさせることはできません。

またハナニラの生育に肥料もほとんど必要としません。

ハナニラを育てる場合でも、植え付けの際に原肥として緩効性肥料を土に混ぜるだけで
OK、追加で肥料を与えなくても良いですよ。

さらに病害の心配もハナニラはほとんどありませんから、
病害を防ぐためのケア用品を用意しておく必要も無いんですね。

ハナニラはほったらかしでも育つから減らすのが難しい

ハナニラは水やりを怠っても簡単には枯れませんし、
日当たりの良くない場所でも生育して花を咲かせることができます。

さらに土質も選ばず、肥料を与える必要も無く、病気になることも
ほとんどありませんからハッキリ言ってハナニラはほったらかしでも育ってしまいます。

それだけにハナニラを駆除するには除草剤を使う以外に有効な手立てが無く、
増えすぎたハナニラを減らすのは難しいということになります。

全て駆除するのではなく、ハナニラの数を適当に抑えるには余分なハナニラを
手で抜いて間引くしかなさそうですね。

ちなみにお花を咲かせるのに手間のかからないハナニラは
ガーデニング入門編としては良いですが、ガーデニングに少し慣れてくると
ハナニラほど育て甲斐の無いお花もないですよ。
(手入れをしてもしなくてもお花が咲く・・・)

ハナニラはニラ臭くない

増えすぎたハナニラを駆除する方法を紹介しましたが、
ハナニラはニラのような臭いがするので、ハナニラが増えすぎるとお庭が臭くなるから
駆除しないといけないと勘違いしちゃう人もひょっとすると居るかもしれませんね。

増えすぎたハナニラを駆除するのは放っておくとお庭一面をハナニラが
埋めてしまうからであって、ニラのような臭いでお庭が臭くなるかじゃないですよ。

ハナニラの葉は見た目がニラとよく似ており、実際に葉や茎、球根をこすると
ニラのような臭いがします。

しかしあくまで葉などをこすったら臭いがするというだけで、
ハナニラに鼻を近づけただけではニラのような臭いはしませんし、
ハナニラが増えすぎたからってお庭がニラ臭くなることはないんですね。

ハナニラのお花はスミレのような甘い香りがしますから、
適度な数のハナニラであればむしろお庭は良い匂いに包まれますよ。

ハナニラは恋占いに使われることも

南アメリカでは、ハナニラは恋占いのアイテムとして知られています。

ハナニラの花は6枚の花弁で構成されており、その花弁を1枚ずつ6日間に渡って
枕の下に入れて好きな人を想いながら眠りにつくんです。

6枚の花弁を使い切る6日の間に、
夢の中に好きな人が出てくればその恋が成就すると言われているんだとか。

またハナニラの花はスミレのような甘い香りがするんですが、
甘い香りにはリラックス効果があるので、花弁を枕の下に入れると安眠効果も
期待できそうですね。
(花弁1枚だとそんなに香りはしないかも・・・)

ハナニラは食べられる?

中華料理の食材に「花ニラ」というものがあるので、「庭にハナニラが増えすぎたら、
摘んで食べちゃえば良いじゃん」と考える人も居るかもしれません。

しかしここで紹介したハナニラと中華料理に使われる花ニラは、
呼び方が同じなだけで全くの別物です。

中華料理で使われる花ニラは餃子の餡などに使われるニラの茎とつぼみの部分ことで、
食用のニラはヒガンバナ科ネギ属となっています。

ところがここで紹介したハナニラは観賞用で、食用のニラと同じヒガンバナ科では
あるんですがネギ亜科ハナニラ属で別の種類なんですね。

ネットで「ハナニラ レシピ」と検索すると色々な料理のレシピがヒットしますが、
これは全て食用のニラの茎とつぼみの部分である花ニラを使ったレシピとなっています。

ここで紹介した観賞用のハナニラは、
ネットで紹介されているレシピで調理しても食べられないので注意してくださいね。

ハナニラを食べるとお腹を壊す

観賞用であるハナニラが食べられないのは、
味が良くないからだけでなくて人間にとって有毒だからです。

ハナニラがニラと似ているのは葉の見た目とこすった時の臭いだけで、
味は全く似ておらず、観賞用のハナニラは食べても全く美味しくありません。

さらにハナニラには毒があり、食べると激しい腹痛を引き起こすことがあります。

命を落とすことにはなりませんが、間違って観賞用のハナニラを食べてしまった
場合には病院で診察してもらった方が良いですよ。

免疫力が高く体力もある成人なら間違ってハナニラを食べて腹痛になっても、
病院で診てもらえばすぐに回復する可能性が高いです。

しかし免疫力や体力が低下している人やお年寄り、子供がハナニラを食べると、
激しい腹痛が数日に渡って続くことになるかもしれません。

ですから「ハナニラ」という名前だけで決めつけて、
観賞用であるハナニラを食べてしまわないように気を付けましょう。

まとめ

ハナニラは非常に丈夫で、生育場所を選びませんから、
放っておくと数が増える一方となってしまいます。

しかし除草剤を使わずにハナニラが増えすぎるのを抑えることも数を減らすのも難しく、
地道に余分なハナニラを抜いて間引いていくしかないんですね。

反対に言うと放っておいてもハナニラは育つわけですから、
ガーデニング初心者にも育てやすいお花ということになります。

ハナニラは星型の甘い香りのする可愛いお花を咲かせます。

ですからお庭に自生したハナニラを完全に駆除してしまうのではなく、
掘り上げて必要な分だけ鉢やプランターと限られたスペースに植え替えて
育ててみるのも良いんじゃないでしょうか。

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