こんにちは、結婚前に着ていた服をまた着られるようにダイエットしているコマです^^

ガーデニングや家庭菜園で頭を悩ませるのが雑草対策で、
その雑草の中でも特に厄介なのが「スギナ」なんですよね。

スギナは抜いてもしばらくしたらまた生えてくるし、
だからと言って放っておくと辺り一面がスギナだらけになっちゃいます。

ガーデニングや家庭菜園をしていなくても、
庭に生えてくるスギナへの対応に苦労している人も多いんじゃないでしょうか。

そこで庭の厄介者であるスギナを減らす方法、さらにはそもそもスギナはどうして
抜いても抜いても生えてくるのかなどについて詳しく見ていきますね。

スギナを減らす方法

スギナを減らす方法としてもっとも手っ取り早いのは除草剤を使うことで、
ガーデニングや家庭菜園をしてないなら除草剤を撒いちゃいましょう。

スギナだけでなく他の雑草も駆除できますから、
庭の雑草対策としては除草剤を使うのが一番簡単で確実ですよ。

ただ除草剤は雑草と育ててる植物を判別してくれるわけじゃありませんから、
ガーデニングや家庭菜園をしているとスギナを減らすために除草剤は使いにくいです。

除草剤を使わずにスギナを減らす方法としては
 ・生えてくるスギナをひたすら抜く
 ・防草シートを敷く
 ・土壌を改良する
などが挙げられます。

生えてくるスギナをひたすら抜く

原始的ですが、生えてくるスギナをひたすらに抜き続けることも
スギナを減らす方法としては有効なんです。

雑草は根から抜かないと意味が無いと言われますが、
もちろんスギナも根から抜かないとまた生えてきてしまいます。

しかしスギナは根がしっかりしているので、土から出ている茎の部分を引っ張っても、
茎だけちぎれて根から抜けないことも多いんですよね。

でも良いんです、ちぎれて根から抜けなくても良いから、
スギナの土から出ている部分をただひたすらに抜くことでスギナは減っていきます。

詳しくは後述しますが、スギナは根に栄養を蓄えていて、
土から出た茎を抜かれても根に蓄えた栄養を使って再び芽を出します。

ところがスギナが芽を出すたびに抜いていくと、根が栄養を蓄えるよりも
芽を出すのに栄養を使う方が早くなってやがて枯れてしまうんです。

実際に生えてくるスギナを抜き続けていると、最初は太い芽を出していたものが段々と
細くなっていき、最終的にはモヤシのようなヒョロヒョロの細い芽しか出せなくなります。

それでも抜き続けると、
やがて根に蓄えた栄養を使い果たしてスギナは枯れてしまうというわけなんですね。

専用の雑草抜きを使ってストレスを軽減

スギナを抜き続けるという原始的な方法が有効と言われても、
毎日毎日手を土で汚すのは男性でも女性でもちょっとストレスを感じてしまいます。

それなら手を汚さないように軍手をはめると、今度はすべって上手く雑草が抜けず、
これまたストレスになります。

そこでホームセンターなどで1,000円ぐらいで売っている雑草を抜くための道具である
「雑草抜き」を使うのがオススメです。

雑草の根元に先端を挿し込んで根を掴んで抜くタイプや、
先端を根に引っ掛けて抜くタイプなど種類のよって違いがあります。

いずれにしても雑草抜きを使えばスギナを抜いても手が汚れませんから、
多少は雑草を抜く作業が楽になりますよ。

防草シートを敷く

庭でガーデニングも家庭菜園もしていない、でも小さい子供やペットが庭で遊ぶから
除草剤は使いたくないという場合には防草シートを敷きましょう。

スギナを含めた雑草の土から出ている部分を抜くなり刈り取るなどしてから、
その上に防草シートを敷きます。

そうするとスギナなどの雑草が芽を出したとしても、地表が防草シートで
覆われているため日光が当たらず、光合成ができないので成長できません。

スギナなどの雑草は防草シートの下で芽を出しては枯れるを繰り返すだけで、
やがて根ごと枯れてしまいますよ。

防草シートを敷く前にスギナなどの雑草を一度抜くなり刈り取るなりしないと
いけないので、少し手間はかかります。

でも抜いたり刈り取ったりするのは最初だけなので、
芽が出るたびに抜くよりは手間はかからないんですね。

防草シートは隙間なく敷く

防草シートは幅1m、長さ10mなどの帯状になっているものが多いので、
庭に敷く場合は何枚か並べることになります。

何枚か並べて防草シートを敷く際に、
防草シートと防草シートの間に隙間ができないように注意してくださいね。

ちょっとでも防草シートに隙間があると、そこからスギナなどの雑草が芽を出して
あっという間に成長して、防草シートを敷いた意味が無くなってしまいます。

なので防草シートを並べて敷く場合は、
少し重なるようにして絶対に隙間ができないようにしておくのがベターです。

また防草シートの上を歩くなどして穴が開くとそこから雑草が芽を出すので、
防草シートの上を歩く可能性があるなら耐久性のあるものを選ぶようにしましょう。

防草シートを値段で選ぶとすぐに破れることもあるので、
上を歩かないとしてもあまり安い防草シートは使わない方が良いですね。

ちなみに防草シートは1m×10mで5,000円ぐらいが標準的な値段です。

土壌を改良する

庭がスギナにとって住みやすい環境になっているから抜いても抜いても
生えてくるんであって、スギナにとって住みにくい環境になるように庭の土壌を
改良するとスギナは生えてこなくなります。

スギナが生えている場所を想像してもらえると分かるんですが、
実はスギナって栄養分の少ないいわゆる痩せた土地の方が定着しやすいんです。

反対に庭が栄養豊富な肥えた土壌になると、
スギナにとっては住みにくい環境なので定着できないんですね。

ガーデニングや家庭菜園をしている場所にスギナが生えていると、そこは栄養分が
少ないってことですから、いくらお花や野菜を植えてもちゃんと育ってくれませんよ。

なので1度土を掘り返してから化学肥料を混ぜておくと、栄養分が豊富でお花や野菜は
育ちやすくスギナは育ちにくい土壌に変えることができます。

石灰で土壌を中和するのは意味が無い?

スギナを減らす方法として、
スギナが生えている場所に石灰を撒くと良いと言われることがあります。

これは酸性の土壌にスギナが生えて、
そのスギナが枯れて土に還ることで土壌を中和させるとされているからです。

それなら石灰を撒いて土壌を中性もしくはアルカリ性にしておき、
スギナを生えにくくすれば良いってわけなんですね。

しかし土に石灰を混ぜて土壌を中性やアルカリ性にすることは、
スギナを減らす方法としては正しいとは言えません。

スギナが酸性の土壌に生えやすいというのは誤解で、
正しくは酸性の土壌でも生えやすいだけなんです。

実際にスギナが一番生育しやすいのは中性の土壌で、
酸性の土壌でもアルカリ性の土壌でもしっかり生育することが実験で確認されています。

なので土壌が中性でもアルカリ性でもスギナは生えますから、
石灰を撒いて土壌を中和したりアルカリ性に傾けても何の意味も無いんですね。

スギナを減らす効果はあるがやらない方が良い方法

スギナを減らす効果は期待できるものの、スギナを減らすメリットよりもデメリットの方が
大きいのでやらない方が良い方法があります。

1つはスギナに熱湯をかけるという方法です。

スギナに限らず植物に生育に適した温度を大きく超える熱湯をかけると、
植物の細胞が壊れてすぐに枯れてしまいます。

また水を沸騰させたものをかけるだけなので、除草剤のような危険性もありません。

ただ熱湯で枯れるのは土から出ている部分だけで、土中の根まで熱湯で
枯らせることはできないので、スギナはまたすぐに生えてきてしまいます。

さらに沸騰した熱湯をかけるのは土壌を火で炙るのと同じで、
植物の生育に有益な細菌や微生物まで駆除することになります。

そのため熱湯でスギナなどの雑草を駆除すると、
その後しばらくはその場所で植物が育ちにくくなってしまうわけです。

しかも庭中の雑草を枯らすのには大量の熱湯が必要で、
水道代とガス代を考えると決して経済的な方法とも言えないんですね。

「スギナに塩」はやらない方が良い

除草剤を使わない雑草の駆除方法として、
スギナなどの雑草に塩をかけるというものがあります。
(正確には雑草の根元に塩)

そう言えば、私が自宅の庭の雑草を抜いてるのを見た近所のおじさんが
「塩をかけたら良いよ」と教えてくれたことがありましたね。

雑草にかけた塩が土壌内の水分に吸収されることで、
植物の細胞内の水分の濃度よりも土壌内の水分の濃度の方が高くなってしまいます。

濃度の薄い水と濃度の濃い水が隣り合うと、
濃度の薄い水が濃度の濃い水に入り込んでいって同じ濃度になろうとします。

塩をまくことで植物の細胞内より土壌の方が水分の濃度が濃くなると、
植物から土壌に水分が出てしまい、植物は枯れてしまうわけです。

なのでスギナなどの雑草を駆除するのに、
除草剤の代わりに塩を使うことができるんですね。

ところが土は塩を分解することができませんから、
土壌内の水分に吸収された塩はずっと土壌内に留まり続けます。

そうすると、スギナなどの雑草が生えてくることもありませんが、お花や野菜を育てようと
思っても土壌内に残っている塩のせいで植物を育てることができません。

今は育てる気が無くても、将来的に庭でお花や野菜を育てたくなることがあるかも
しれませんから、スギナを減らすのに塩を使うのは止めた方が良いですよ。

塩での除草は建物や隣の土地にも良くない影響を与える恐れがある

スギナを減らすのに塩を使った結果、自宅の庭で植物が育たなくなるだけならまだ
良いんですが、自宅の建物や隣の土地にまで良くない影響を与えてしまいかねません。

雨が降ると、スギナを減らすために撒いた塩が雨水に溶け込んで別の場所へと
流れ出てしまいます。

もし自宅建物の基礎部分に塩が溶け込んだ雨水が流れ込むと、
基礎部分のコンクリートや基礎部分に敷設している配管が腐食する恐れがあります。

腐食によって水漏れや家の傾きなどが発生すると、
基礎部分だけに改修するのに時間もお金もかかっちゃいますよ。

また区画は仕切られてても土地自体は隣の家と繋がっているので、自宅の庭に
撒いた塩が溶け込んだ雨水が隣の家の庭に流れ込むことも十分に考えられます。

もし育てている植物が枯れたり建物に損傷が発生したりすると、
大きなご近所トラブルに発展してしまうかもしれません。

こうした塩害が発生した土地は価値も下がりますから、
スギナを減らす方法として塩を使うのは絶対に止めておきましょう。

スギナの駆除が難しい理由

他の雑草に比べて特にスギナは駆除するのが難しいんですが、
その理由としては生命力の強さが挙げられます。

スギナは土から出ている地上茎と土の中にある地下茎(根茎)からなっているんですが、
スギナの地上茎はいくら抜いても意味がありません。

地上茎を抜いても地下茎が残っていれば、地下茎は枯れることなく新しい芽を出して
再度地上茎として成長します。

地下茎ごと抜いてしまえば芽は出ないものの、スギナの地下茎は地下30cmから1mの
深さに根を張っており、地下茎ごと抜くことも簡単じゃないんですね。

少しでも地下茎が残っていれば再生できるわけですから、
1度生えたスギナを完全に駆除するのは難しいわけです。

成長スピードがとんでもなく早い

成長スピードがとんでもなく早いというのも、
スギナを完全に駆除するのが難しい理由の1つとなっています。

スギナはシダ科なので種子じゃなくて胞子で増え、
しっかりした1人前のスギナになるまでには4か月ほどかかります。

しかし1人前のスギナになってしまうと、
地上茎を抜いてもすぐに新しい芽を出してすぐに元の状態に戻ってしまいます。

スギナは夏に一番成長スピードが早くなるんですが、
何と朝にスギナの地上茎を抜いても夕方には新しい芽が出るぐらいの早さなんですね。

これだけ成長が早いと、最低でも1日1回、できれば朝夕の1日2回の雑草抜きが
必要となるので、スギナの駆除は難しいというわけです。

塊茎がスギナの栄養貯蔵庫

スギナが地上茎を抜かれてもすぐに新しい芽を出せるのは、
地下茎に付いている塊茎に栄養を蓄えているからなんです。

スギナを地下茎ごと抜いてみると分かりますが、
地下茎に丸いお芋さんのような塊が付いています。

そのお芋さんのような塊がスギナの塊茎で、
その塊茎にはスギナの生育に必要な栄養分がたっぷりと溜め込まれているんですね。

他の植物は光合成によって得た栄養分は葉や茎などに蓄えますが、
スギナは光合成によって得られた栄養分の75%を塊茎に蓄えています。

ですからスギナを根から抜く場合には、
栄養貯蔵庫である塊茎も一緒に抜くことが重要なんですね。

スギナを減らすにはつくしの駆除が重要

河川敷の土手などにつくしが顔を出し始めると、
寒い冬がそろそろ終わって暖かい春がやってくるという感じがしますよね。

しかし庭でつくしを見かけた場合は「もう春だなぁ」という感慨にふける前に、
つくしを駆除することがスギナを減らすのには効果的ですよ。

私もスギナについて調べるまで知らなかったんですが、
つくしはスギナの新芽なんですね。

つくしが頭を出し始めるのが3月中頃で、
1か月後の4月中頃にはつくしは成長してスギナへと姿を変えています。

ですから現状庭にスギナが生えていなくても、
春先につくしが顔を出すと庭がスギナで埋め尽くされる恐れがありますよ。

もし春先に庭でつくしが頭を出し始めたら、
すぐにつくしを駆除することで庭にスギナが繁殖するのを抑えることができます。

つくしを駆除する際の注意点

庭に頭を出したつくしを駆除する際には、いくつか注意しないといけないことがあります。

もしつくしの駆除の仕方を間違えると、せっかくつくしを駆除したにも関わらず
翌年の春にまた庭につくしが生えてきてしまいます。

スギナはシダ科で胞子によって増えますから、
スギナの新芽であるつくしの穂先には胞子がぎっりしと詰まっています。

それが風や生物によって運ばれて、スギナは生息域を広げていくわけです。

風で運ばれるほど胞子は軽いので、
つくしを抜く際に穂先の胞子を知らない内に庭中にまき散らしてしまう恐れがあります。

そうすると今年は1か所だけだったものが、来年には庭のあちこちからつくしが
生えてきて、1つでも駆除し損ねるとスギナへと成長してしまいます。

ですからつくしを駆除する際には、
穂先の胞子をまき散らさないようにすることが重要なんですね。

と言っても胞子をまき散らさずにつくしを駆除するなんて簡単じゃありませんから、
ここで除草剤の出番となります。

つくしの穂先に除草剤をかけてまず胞子を駆除、それからつくしを抜けば、
胞子をまき散らさずつくしを駆除することができますよ。

つくしとともに地下茎も駆除

春につくしが生えてくるということは、
すでに庭の土の中にはスギナの地下茎が形成されている可能性が高いです。

後に地上茎となるつくしを駆除しても地下茎が残っていると、
また新しい芽を出すことになります。

ですからつくしを駆除する際には、一緒に地下茎も駆除してしまった方が良いですよ。

つくしが1~2か所からしか生えていない時期なら、まだスギナの地下茎は
それほど広範囲に渡って根を張っていませんから、まだ駆除しやすいはずです。

地下茎が広範囲に渡って根を張ると完全に駆除することは難しくなりますから、
できれば根を張る範囲が狭い内に駆除しておきたいですね。

摘んできたつくしにも要注意

つくしはおひたしや佃煮などで食べることもありますから、
春先に河川敷の土手などに行ってつくしを大量に摘んでくる人も居ますよね。

また小さい子供はつくしを見つけると、摘んで家に持って帰ってくることもあります。

このように外から持ち込まれたつくしによって自宅の庭にスギナの胞子が
まき散らされる恐れもあるので、つくしを自宅に持ち込む場合にも注意が必要ですよ。

土手などでつくしを摘む際には穂先の胞子をできるだけはたき落としておき、
摘んだつくしは袋に入れて、下処理するまでは袋から出さないようにしましょう。

穂先の胞子をはたき落とす時に、自分の手や服に胞子が付いたら意味が無いので、
その辺りもしっかり注意してください。

春の風物詩や小さい子供のすることにとやかく言う気はありませんが、
できればつくしは見て楽しむだけにしておいた方が良いかもしれませんね。

まとめ

スギナは非常に生命力が強いので、土から出ている茎をいくら抜いても
すぐに新しい芽を出して元の状態に戻ってしまいます。

ですから簡単には庭に生えたスギナを減らすことはできません。

除草剤を使わないなら、スギナが新しい芽を出せなくなるまで地上茎を抜き続けるか、
光合成ができないように防草シートで庭を覆うか、庭の土壌を栄養豊富にして
スギナが環境にするぐらいしかスギナを減らす方法は無いですね。

スギナを完全に駆除することは難しいですが、
除草剤を使わなくても完全に駆除することはできなくはありませんから、
美しい庭を取り戻すためにチャレンジしてみてください。