こんにちは、そろそろ髪型を変えようかと悩んでいるコマです^^

お手入れにあまり手間がかからないってことで、
サボテンに代表される「多肉植物」をお家で育ててる人も居るんじゃないでしょうか。

私のガーデニング仲間には、多肉植物を育てたことで植物に興味を持って
ガーデニングを始めたなんて人も居るんですね。

確かに多肉植物は他のお花などに比べるとお世話が楽なんですが、
お世話の仕方を間違えると伸びすぎて多肉植物特有の可愛さが無くなっちゃいます。

そこで多肉植物が伸びすぎるのはなぜなのか、伸びすぎた多肉植物を元の
可愛い状態に戻すにはどうすれば良いのかなどについて詳しく説明しますね。

多肉植物が伸びすぎる原因は?

多肉植物が伸びすぎる原因としてはいくつか考えられますが、
もっとも大きな原因と鳴るのが「日照不足」です。

日当たりが良すぎて植物が伸びすぎるなら分かるけど、
日当たりが良くなくて伸びすぎるって何か変な気がしますよね。

植物の成長ホルモンは光を避ける性質があって、葉先よりも日に当たりにくい
根元に近い部分の方がより成長ホルモン濃度が濃いんです。

そのため成長ホルモンが濃くて日の当たりにくい根元に近い部分の茎が
日光を求めて成長して葉先や花が太陽に近づき、
効率的に日光を浴びることができてさらに成長していくわけです。

ところが多肉植物では、他の植物と同じように茎が細長く伸びて葉と葉の間隔が
開いてしまうと、多肉植物独特の可愛いフォルムが失われてしまいます。

そこで葉先にも根元に近い部分にもしっかりと日光が当たるように、
多肉植物は日当たりが良い場所に置いてあげることで茎が伸びすぎるのを
防ぐことができるんですね。

ただし日差しの強い真夏は多肉植物が葉焼けを起こしてしまうので、
直射日光が当たる場所は避けて、比較的明るい日陰に置いてあげてください。

ライトで日照不足を補う

多肉植物は日当たりの良い場所に置いた方が良いんですが、
住環境によっては多肉植物の生育に適した日当たりの良い場所が無いということも
あるかもしれませんよね。

特にマンションやアパートだと、多肉植物を外に出すこともできないし、
部屋の日当たり自体もあまり良くないといったことがあります。

もし多肉植物の生育に適した日当たりの良い場所が無いという場合には、
ライトを使って日照不足を補ってあげましょう。

ただしライトなら何でも良いというわけではなく、
植物の生育には赤の波長と青の波長の光が必要となっています。

だからと言って単純に赤や青のライトを当てれば良いってことでもないので、
園芸店などで植物育成用のライトを購入して使うのがオススメですね。

高いものは5,000円以上しますが、安いものだと1,000円以下でも買えるので、
多肉植物の日当たりに問題があるなら植物育成用のライトの利用を検討してみて
ください。

ライトの当てっぱなしはNG

日当たりが良くない場合はライトを使うと言っても、四六時中ライトを当てっぱなしに
するのはかえって多肉植物に良くない影響を与えることもあります。

LEDライトだとそれほど熱は発しませんが、蛍光灯や電球だと熱を発しますから、
多肉植物に当てっぱなしにすることで葉焼けを起こし、
場合によっては枯れてしまいます。

また多肉植物にも太陽に向かって伸びる性質がありますから、
横からライトを当てたりすると葉や茎がライトの方に曲がってしまったりしますよ。

そうすると生育自体には問題は無いものの、
多肉植物特有の可愛いフォルムが崩れることになっちゃいます。

なので日照不足を補うのにライトを使う場合は、ライトを四六時中当てっぱなしに
するのではなく、葉や茎の状態をよく見て調節してあげてくださいね。

水のやりすぎも多肉植物が伸びすぎる原因となる

植物の成長には日光と水が欠かせませんが、
水のやりすぎも多肉植物が伸びすぎる原因となることがあります。

サボテンに代表される多肉植物は元々砂漠などの乾燥地帯に生息しているため、
葉の部分にたっぷりと水分を溜め込んでいます。

だから葉がプリッとした可愛いフォルムになってるわけで、
水をやりすぎると葉ばかりが大きくなり茎が細くなってしまうんですね。

そこに先の日照不足が重なると、
細くなった茎が伸びすぎて多肉植物のフォルムが崩れてしまうわけです。

水のやりすぎだけが原因で多肉植物が伸びすぎることはありませんが、
伸びすぎる原因の1つにはなってしまいます。

水のやりすぎは根腐れの方が心配

多肉植物に水をやりすぎると、伸びすぎるよりも根腐れの方が心配ですね。

実際に私の友人が大学時代に一人暮らしをしていたアパートでサボテンを
育ててたんですが、毎日のように水をやっていたので数か月で根腐れを起こして
枯れてしまいました。

多肉植物は元々乾燥地帯に生息してるため、
成長に必要な水分は葉に溜め込んでいます。

なので毎日のように水をやると、
葉が水分を溜め込めなくなった水分が根に残って根腐れを起こしてしまうわけです。

伸びすぎた多肉植物はどうにか可愛いフォルムに戻すことはできますが、根腐れして
枯れてしまうとどうしようもないので、多肉植物への水のやりすぎは要注意ですよ。

乾燥する冬場は外に出して水をやった方が良い

日本の夏は梅雨などもあって湿度が高いですから、
多肉植物は葉に溜め込んだ水分だけで十分に生きていけます。

ですから夏場はほとんど水をやる必要が無く、月に1回程度でも十分だと思います。

しかし反対に乾燥する日本の冬は、日照時間が短くなることもあって、
多肉植物には過酷な環境となります。

なので冬場は、多肉植物が日光を浴びやすいように日当たりの良い屋外に出して、
水もしっかりとやった方が良いんですね。

しっかりやると言っても月に数回程度で、
いくら乾燥する冬場でも毎日のように水をやると伸びすぎや根腐れの原因となりますよ。

また冬場に室内で多肉植物を育てる場合には、外に比べると日当たりが
良くないですから、月に数回でも水分過多で伸びすぎてしまいます。

ただし気温が3℃以下になると土中や多肉植物の葉に溜め込んだ水分が凍ってしまい、
多肉植物が枯れてしまう恐れがあります。

ですから多肉植物を外に出すのは比較的暖かい日中のみにしておき、
気温の低い日は外に出さずに室内でできるだけ日当たりの良い場所に
置いてあげると良いですよ。

栄養の摂りすぎ

多肉植物に肥料を与えすぎると、栄養過多で栄養バランスが崩れて、
茎だけが伸びすぎてしまうことがあります。

何度も言うように、
多肉植物は元々砂漠地帯などの水も栄養も少ない場所で生息する植物です。

そのため多肉植物を植える土壌に最初に混ぜる原肥だけでも十分すぎるぐらいの
栄養で、あとから肥料を追加してあげる必要は無いんですね。

特に園芸店では、最適な環境となるように肥料バランスが考えられて配合された土を
使って多肉植物を鉢植えしていることが多いです。

ですから園芸店で鉢植えの多肉植物を購入した場合は、
植え替えなどはせずにその鉢植えのままで育てるのがベターだったりします。

植物を育てているとついつい我が子のようにあれもこれもやってあげたくなりますが、
多肉植物ついてはある程度「放任主義」の方が良いですよ。

風が当たらないのも多肉植物が伸びすぎる原因に?

実は植物にとって「風に当たる」ことは重要な成長要因の1つで、室内に置きっぱなしで
風に当たらないことが多肉植物が伸びすぎる原因となってしまうことがあるんです。

風に吹かれて葉や茎が揺れることで成長ホルモンの分泌が活発となり、
風に負けない太い茎を作ろうとします。

ところか室内で風という外的な刺激を受けないと、特に太い茎を作る必要性も無いので、
成長ホルモンの分泌が鈍って茎も細くなってしまうわけです。

そこに日照不足や水分過多などが加わることで、茎が細いまま伸びて葉の間隔が開き、
可愛いフォルムが崩れてしまうんですね。

ですから、極端に暑かったり寒かったりする日は避けて、可能であれば多肉植物を
室外に出して風に当ててあげると茎が細いまま伸びすぎるのを防げます。

もし室外に出すことができないんだったら、鉢を時折動かしたり、葉を触ったりすることで
風に当たるのと同じ外的な刺激を多肉植物に与えてあげることができますよ。

寄せ植えで多肉植物が伸びすぎる?

日当たりも風通しも良いし、水も肥料もやりすぎてないのに多肉植物が
伸びすぎる場合には、「寄せ植え」が原因となっているかもしれません。

数種類の多肉植物や同じ種類でも色違いの株を、
1つの鉢やプランターに寄せ植えすることはよくあります。

違う種類の多肉植物を寄せ植えして、
それぞれの個性的なフォルムが調和するとより一層可愛く見えるんですよね。

ただ鉢やプランターの大きさに対して多肉植物の株数が多いと、
密生となって茎が伸びすぎてしまうんです。

植物は生き残るために一生懸命ですから、寄せ植えされた他の株よりも少しでも多く
日光を浴びるために茎を伸ばします。

そのため最初は調和が取れていたものが茎が伸びすぎることでバランスが崩れて、
寄せ植えが可愛くもなくキレイでもなくなってしまうわけです。

また種から多肉植物を育てる場合は、芽が出てある程度成長してきたら、株と株が
適当な感覚になるように間引いてやらないと密生で茎が伸びすぎてしまいます。

日照不足が良くない多肉植物は元々寄せ植えには向いていませんから、
1株ずつ育てる方が失敗が少ないですよ。

伸びすぎた多肉植物を元のフォルムに戻すには

伸びすぎた多肉植物は切り戻しをすることで、
元の可愛いフォルムに戻してあげることができますよ。

切り戻しと言うと何か難しい作業のように思いますが、多肉植物の場合は
単純に茎や葉を適当なところでカットするだけなのでそれほど難しくないですよ。

また多肉植物は生命力が強いので、カットした茎や葉を土に挿しておくと根を張って
可愛い多肉植物として成長してくれますよ。

多肉植物の茎をカット

伸びすぎた多肉植物の茎をカットする際は、まず伸びすぎた多肉植物の根元に近い
部分の下葉が枯れていないかをチェックします。

下葉が枯れていない場合は下から3~4枚の葉を残した部分で茎をカット、
枯れてる場合は枯れてる部分をカットして枯れていない部分を挿し木しましょう。

1つの植木鉢やプランターに何種類か多肉植物を寄せ植えしてるのであれば、
全て同じ高さで茎をカットするとバランス良くなりますよ。

切り戻しと言ってもやることはたったこれだけで、あとはそのままお世話してあげれば
カットした部分から芽が出て葉が付き、元の可愛いフォルムに戻ります。

ただし切り戻しを行って、その後に伸びすぎた時と同じようなお世話をしていたのでは、
また茎だけが伸びすぎて可愛くなくなってしまいます。

なので、より日当たりの良い場所に多肉植物を移してあげて、水やりの量も控えるなど、
切り戻しをしたら以前とはお世話の仕方を変えないといけませんよ。

切り戻しする際の注意点

伸びすぎた多肉植物を切り戻しする際にはいくつか注意しないといけないことが
あります。

1つは切り戻しをする時期で、伸びすぎたことに気付いたからといって
すぐに切り戻しをすれば良いわけじゃありません。

日照不足や水分過多などによって伸びすぎた多肉植物の茎は、
正常な状態よりもかなり細くなっていたりします。

この状態では茎にはエネルギーが不足しており、カットしていきなり日当たりの良い
場所に移動させても上手く水分補給や光合成ができずに枯れてしまう恐れが大です。

なので伸びすぎた多肉植物の茎が通常よりもかなり細い場合には、
カットせずに日当たりの良い場所に移して、
土から水分補給や光合成がちゃんとできるようにしてあげましょう。

水分補給や光合成がちゃんとできるようになって、
ある程度茎がしっかりしてきてから切り戻しをすると失敗が少ないですよ。

もう1つは気温で、伸びすぎた多肉植物の茎はただでさえ光合成がちゃんと
できていませんから、その上光合成がしにくい気温の時にカットすると枯れてしまう
可能性が高くなってしまいます。

多肉植物に限らず植物の光合成が活発になるのは気温が10~30℃の間ですから、
寒すぎたり暑すぎたりしない時を選んで切り戻ししてあげましょう。

カットした多肉植物を挿し木

伸びすぎてカットした部分を捨ててしまうのはかわいそうですから、
挿し木をして多肉植物の株を増やしてあげるのも良いんじゃないでしょうか。

他の植物は挿し木で株を増やすのは結構難しいんですが、
多肉植物は比較的簡単に挿し木で株を増やすことができるんですよ。

他の植物ではカットした部分を水に半日以上浸けて吸水させて、
発根促進剤などを使ってカットした部分から根を出やすくしてあげないといけません。
(それでも根が出ないことが多い)

しかし多肉植物の場合は、
カットした部分をそのまま数日乾燥しておくだけで根が出てきます。

根が出てから植えても良いですし、2日ほど乾燥させて根が出てない状態で
植木鉢やプランターに植えてもちゃんと根を張って成長してくれるんですね。
(土に挿す部分の葉をカットしておくと植えやすい)

切り戻しをする際に下葉が枯れていたら、枯れてる部分をカットして、
枯れてない部分を挿し木すればOKですよ。

カットした多肉植物を乾燥させる際の注意点

伸びすぎた多肉植物のカットした部分を挿し木するのに乾燥させる際、
いくつか注意しなければいけないことがあります。

1つはカットした部分をそのまま放置するんじゃなくて、花瓶などに挿して、
茎を立てた状態で乾燥させましょう。

植物はカットしてからもしばらくは上へ成長しますから、
茎を寝かせた状態で置いておくと茎や葉が曲がってしまいます。

なので花瓶などに挿して茎を立てた状態で乾燥させることで、
茎も葉もキレイな形に保つことができるわけです。

また乾燥させると言っても直射日光に当ててしまうと葉が焼けてしまいますから、
挿し木する多肉植物を乾燥させる時は日陰に置いておきましょう。

さらに他の植物を挿し木する際は吸水させますが、多肉植物は葉に水分を
たっぷり溜め込んでいるので吸水は不要、水やりも必要ありません。

カットした多肉植物の葉を土に挿すだけでも芽が出る

多肉植物を挿し木する際に植えやすいように下葉をカットしますが、
このカットした下葉からでも多肉植物の株を増やすことができるんですよ。

やり方は簡単で、まずカットした多肉植物の葉を風通しが良く直射日光が
あまり当たらない半日陰のような場所に置いておきます。

そうすると挿し木の時と同じように葉のカットした部分から根が出てくるので、
後は土に根の部分を挿し込むだけです。

カットした全ての葉が根を出すわけじゃありませんが、
1枚でも根を出せば株を増やすことができますよ。

また根が出るまで置いておかなくても、葉のカットした部分を土に挿しておけば、
やがて根を張って成長するものが出てきます。

意図せず伸びすぎてしまったとは言え、愛情を持って育てている多肉植物ですから、
カットした葉も捨てずに育ててみても良いと思いますよ。

まとめ

サボテンに代表される多肉植物は、あまり水をやらなくても良いことから、
他の植物よりも育てやすいと言われます。

しかし実際には、日当たりが良すぎても悪すぎてもダメ、
水をやりすぎてもやらなさすぎてもダメ、栄養バランスが崩れてもダメ、
暑すぎても寒すぎてもダメなど多肉植物の育成には結構手間がかかるんですね。

ただ多少育成が上手くいかずに茎が伸びてしまったとしても、
他の植物に比べれば比較的簡単に切り戻しをすることができます。

また切り戻しでカットした茎や葉から新しい株を育てることもできますから、
失敗を教訓に多肉植物を育成し直すことだってできるんですね。

愛情を持ってお世話していれば少し伸びすぎた茎も個性として可愛く見えてきますから、
失敗を恐れずにぜひ多肉植物の育成にチャレンジしてみてください。